数か月通ってみて分かった、公文式の良いところ悪いところ

2017年7月22日

数カ月通って感じた、公文式の良いところ悪いところ

うちの子が年少の終わりから公文式の教室に通い始めて、数カ月経ちました。

国語は始めた時AⅠ(カタカナ)教材でしたが、BI(小2の漢字や主語述語など)に進んでいます。

算数は始めた時は2A(基本的なたし算)でしたが、B(たし算の筆算)に進んでいます。

今回はその中で感じた公文式の良いところと悪いところを書きたいと思います。

公文式の悪いところ

アナログである

分かってはいたんですが、公文はすごいアナログですね。

特に算数と国語は「教室に通って紙のプリントを解き、それを人間が採点する」という昔ながらのやり方です。(英語はペンで音声を聞けるなど、ちょっとハイテク)

これだけ電子機器やインターネットが発達している現代において、もっと電子化して効率良くできる部分があるんじゃないかと思います。

例えば、

・週に2回も教室に通うのが大変。その必要があるの?自宅でオンラインレッスンするのじゃダメ?

・プリントの採点にたくさんのスタッフと時間をかけているけれど、機械採点にできないの?

・同じプリントを何回も解かせるけど、さすがに飽きる。似た問題をコンピューターで生成したり、せめて問題をシャッフルしたり、繰り返しと分からないようにやらせられない?

・子どもがつまづいたところの解説も、人じゃなくて動画でもいいのでは?

つまり、公文と似たことをPCやタブレットでできたらいいのにと思います。

でも、習い事の選択肢が多い現代において「週2回通う・終わりの時間が読めない・宿題がある」という面倒臭い公文がこれだけ選ばれているのだから、これでいいのかもしれませんね(?)雑なまとめですみません…。

先生によって全然違うものになる

公文式の教室はどこでも同じプリントを使うので、指導内容も同じようなもの(指導者による差はない)と思っていたのですが、大間違いでした。

「プリントをどのレベルから始めるか」

「同じ問題を何回繰り返させるか」

「国語の漢字など、どの程度厳しく採点してやり直しさせるか」

「宿題を何枚にするか」

「子どもへの声掛け」

「分からない問題へのヒントの出し方」

「取り組みに対するごほうび(シールを貯めたら文具に交換できるなど)」

「お楽しみ会の開催」

など、先生のさじ加減で変わってくるものがけっこうありました。(料金も、基本は同じですが、冷暖房費を取るところと取らないところがある)

うちの子を通わせる前に、近所の先輩ママに評判を聞いていたのですが「子どもや保護者」と先生の相性もあるので、評判はあまり当てにならないなと思いました。

実際、うちの子の通っている教室の先生は「繰り返し」を重視されるタイプで、早く先に進ませたい私達両親とはちょっと意見が異なるようです。
交渉して、できるだけ進ませるようにお願いしていますが、算数の問題で満点近くを取っているのに6回も同じ問題を解いたことがあります。

6回と聞いてもそんなにピント来ないかもですが、10枚セットを6回なので、うんざりする量です(汗)

まあそのおかげで力はついているのですが、子どもが算数にはちょっと飽きてしまっています。

会員専用サイトの意味があまりない/ポイント全然貯まらない

公文に通う子は「くもん友の会」の会員になり、専用サイトにも登録します。

この専用サイト、特に重要な情報はありません。

「くもん友の会」にはポイント制度もあり、1教科につき1カ月で1ポイント貯まります。

そのプレゼント交換もこの専用サイトからできるのですが、ベネッセのチャレンジに比べて交換商品の魅力が弱く(※)、交換は10ポイントからなのでなかなか交換できないという印象です。

※ベネッセのチャレンジの交換商品はオリジナルグッズも多く、おもちゃなど夢があって子どものツボを押さえている物が多い。一方、公文は文具や双眼鏡など実用的で真面目な物が多い。

また、この専用サイトにログインするためのパスワードは、届くまでに申請してから2か月かかりました。ちょっと遅すぎですよね。

公文式の良い所

資格試験を気軽に受験できる

一般的な資格試験である漢検や英検の受験が推奨されていて、気軽に受けられるのが公文のいいところです。

今通っている教室がそのまま会場になるので、試験慣れしていない幼児でも安心して受けられると思います。

親も日程や申し込み方法などを自分で調べる必要がなく、教室からの案内に従って公文の先生に申し込みするだけなので楽です。

うちの子は漢字検定10級(小学校1年生相当の漢字)を今年受験予定です。

いちまるとはじめよう!わくわく漢検 10級

お友達と一緒にがんばれる

上記の「公文式の悪いところ」の項目で、「教室に通うのが面倒なのでオンラインレッスンになればいいのに」と書いたのと矛盾しますが、友達と同じ教室でプリントを解くメリットはあると思います。

ヤフオクで公文のプリントを買って自宅で解かせようか検討したこともありましたが、教室で他の子もがんばっている姿を見るからうちの子もがんばれるのかなと思い、やっぱり教室に通わせることにしました。

資格に合格した子、表彰対象になった子は教室に名前が掲示されたり、配布されるお手紙に名前が載るなど自分の頑張りを友達にも知ってもらえます。

大量の問題を解ける

公文の算数では大量の計算問題を教室でも、宿題としても与えられます。

英才教育をしている我が家でも、公文をやっていないと幼児にこんなに大量の計算問題を解かせることはなかったと思います。

単調で大変な作業ですが、その分確実に計算は早くなっています。

毎日コツコツやる習慣はつきそう

公文には日曜日以外宿題があるので、毎日勉強する習慣がつきます。

(歯磨きみたいに、「面倒だけどやらなくていけないこと」として習慣化される)

うちはまだ親が声かけして宿題をやらせており「コツコツやる習慣がつきそう」という段階なのですが、同じ教室に通わせている先輩ママに聞くと自分からちゃんとやるようになるそうです。

良書に出会えた

公文の国語プリントの題材は面白い文章や良書が多いです。

プリントでは一部しか読めませんが、気になったものは図書館で借りて読んだりしています。
(発売年が古く、図書館の書庫に入っていたり探すのが難しい本もありますが)

また、教室には本棚があり、プリントに使われている絵本を含め、いろいろな本が揃っています。

公文が終わって親の迎えを待つ間に、子どもたちは読書を楽しんでいるみたいです。

公文のプリントで出会った本で最近のヒットは『くまさぶろう』でした。

絵本には珍しい、泥棒が主人公の話です。イラストのタッチが独特で、その世界観に引き込まれます。

※1978年発売の本で、もう新品では買えません

公文に通っていなくても、『公文の推薦図書一覧』のリストは閲覧可能です。このリストの中に、プリントの題材になっている作品が含まれています。

興味のある方は、2017年度版 くもんのすいせん図書一覧表(PDF)をご覧ください。

追記

珍しい意見かもしれませんが、公文に通わせているメリットとしてうちが感じているのは「家庭でやっている英才教育が公文のせいにできる」ってことです。

世間には英才教育に否定的な意見を持つ人も多いので、私達親が早期教育をしていることはあまり言いたくないんですよね。

なので知人に「え?幼稚園児にもう九九を教えてるの?」ってちょっと引かれた時に、「あーなんか公文の先生が厳しくって早めに覚えろって言うのよー」なんて言い訳しようと思っています。

「なんで公文に通わせてるの?」って聞かれた場合は「同じマンションの年上の子が通ってて、自分も行きたくなったみたい」などと説明しています。
(公文に通わせているのはパパの発案ですが、一応これも嘘ではありません)

公文式

Posted by eisai