七田式の人気教材ランキングTOP7(教材の悪い部分も正直に書いちゃいます)

七田式

「しちだ」という会社について思うこと

私の好きな教材会社の一つに「しちだ・教育研究所」があります。

教育熱心な親御さんには知名度が高いですが、一般的にはそれほどでもないので、私も月謝の高い幼児教室のイメージや、怪しげな右脳教育のイメージがあり敬遠していました。

しかし、七田式の教材は通信販売で手頃な価格で売られていると知り、一度購入してみてからはすっかりファンになりました
(一部のドリルなどは書店でも手に入ります。)


みぎのう (七田式NEW知力ドリル)

以前は「七田式」=秘伝って感じでプライド高く商売しているのかと思っていたのですが、実際に教材を購入してみると、対応はいいしおまけをつけてくれる等サービス精神のある会社でした。

教材の内容も、いろんな学習事項を網羅しており良いです。しかし、悪いところもあります。(と言っても私個人の感想レベルなので、参考程度にしてください)

七田式教材の悪い点(と私が思うこと)

・右脳教育を謳っているが、脳のメカニズムについてはまだ未解明な部分も多く、本当に効果があるのか不明

・勉強に役立つ知識を増やす教材が多いのは良いが、幼児に対し、実体験に基づかない知識を大量にインプットするのはいかがなものか

・イラストなどがあまり今どきじゃない気がする
(その点、ベネッセなんかの教材には今風のセンスを感じます。)

ところで、出版社の多くは東京にありますが、しちだは本社が島根、ベネッセは本社が岡山です。教育産業では中国地方勢が検討していますね。

七田式教材人気ランキング

前置きが長くなりましたが、昨年(2016年)の七田式教材の人気ランキングをご紹介したいと思います。

※データは、先日七田からうちに送付されてきたリーフレットに載っていたものをそのまま引用しています。

第1位:七田式プリント

幼児向けの学習プリントです。「もじ」「かず」「ちえ」の3種類が10冊ずつのセットで、12857円です。
(会員にならないと買えないので、その費用も含めると初回は15000円かかる)

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<この教材のいいところ>

バラエティに富んだ知育問題に触れられる

幼児のうちから机について毎日コツコツプリントに取り組む習慣がつく

・カラーで見た目が良い

・「ちえ」に入っている頭の体操的な問題がなかなか面白い

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難点としては、プリントの全体量が多いので、お子さんがうんざりして途中で挫折する可能性があるところです。

毎日の取り組みはそんなに時間がかからないのですが、問題によってはたくさん書き取りをしたり、ちょっと面倒なものもあります。

それでもほぼ毎日やる習慣さえつけば、幼児がちゃんとこなせる内容です。うちの子はこのプリントをA~Cまで3段階終えました。

関連記事:『七田式プリントの個人的な感想

第2位:七田式小学生プリント

うちはまだやったことがないので何とも言えないのですが、第1位の幼児向けプリントの小学生版なのだったら、良い教材だと思います。

幼児向けのプリントもそうなのですが、類似問題を4回解くので(七田では400%学習と呼んでいる)学習事項が記憶に定着しやすいそうです。

ただ、幼児向けはカラーなのですが、こちらは白黒です。

価格は15000円で、会員なら1000円引き、複数教科をまとめて買うともっと安くなるそうです。

国語では、文章をたくさん書かせるらしく、文章力のアップにつながるそうです。

国語と言えば、(七田式の教材ランキングでするべき話じゃないですが)石井式国語教育研究会っていう会社も最近気になっています。

そこのメソッドでは、小さい頃から漢字をガンガン教えていくんですよね。

石井式をやるには教室に通っても、通信でもいいのですが、通信だとカウンセリングとかいうやつが必ずセットらしく、人のアドバイスを受けず自由にやりたいうちとしては躊躇しています。

第3位:さわこの一日

幼児の日常会話が収録されたCDとテキストのセットです。基本的な取り組みはCDをかけ流すだけなので、親にも子どもにも負担の少ない英語勉強法です。

早期英語教育をしているママの間では有名で持っている人も多いと、『知人の子がバイリンガルになった理由』の記事で紹介した知人が言っていました。

うちも興味があるので、近いうちに購入するかもしれません。(価格が1万でわりと買いやすい)

もっと難しめの会話を扱った「ゆきお」バージョンや中国語版もあるそうです。

ちなみに、他社ですが家庭保育園の教材セットにも、類似教材(幼児の日常会話を収録したCD)があるそうです。

第4位:社会科ソング・理科ソング

社会と理科の暗記事項が歌になっているそうです。うちの子は九九を歌で覚えたので、学習における歌の力は実感しています。

社会と理科が全部まとまって4位の扱いになっていますが、実際は

「社会科ソング 日本地理編」
「社会科ソング 世界地理編」

「理科ソング 生物編」
「理科ソング 地学編」
「理科ソング 物理・化学編」

と細分化されています。価格はそれぞれが3200円です。

「都道府県」や「県庁所在地」、「土の上と下に出来る野菜」など一般常識的な知識から、「岬」「前線」などけっこうマニアックな内容まで網羅されています。

第5位:言えちゃいマスター 英単語1000

重要な英単語を覚えるためのCD、DVDとテキストのセットです。

七田式の語学系教材の特徴として「1.5倍速、3倍速」があるのですが、この教材もCDとDVDの両方にそれが収録されています。

暗記事項を隠して覚えているか確認できる赤いシートもついています。

DVDではちょっとしたゲーム(記憶ゲーム、速音聞き取りゲーム、虫食いゲーム)も楽しめるようです。

3位のさわこ~の教材と同じで、価格が1万と教材にしてはお手頃です。

ちなみにうちの子の通っているわりと教育熱心な幼稚園では、他社商品ですが、『魔法の英語English365Days』という教材を使っています。それもこの教材に似た感じですよ。

第6位:7+BILINGUAL(セブンプラス・バイリンガル)

子ども向けの英語教材で、CDと英文テキスト、イラスト集などのセットです。英文は3倍速も収録されています。

英文の内容が世界の国々に関するもので、英文自体がとても面白く、世界に関する知識も身につくのがいいところです。

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価格は27593円(税込みで298000円)です。

毎日の取り組みでは、その英文を聴いてリピートします。

うちの子にもやらせました。

関連記事:
七田式の子ども向け英語教材(セブンプラス・バイリンガル)の口コミ
うちの子が「セブンプラス・バイリンガル」を終えた成果と感想

この教材は、「35日で子どもの口から英語が飛び出る」っていう宣伝文句で売られているのですが、正直これだけでは難しいかなと思います。

うちの子は別の教材や英会話教室の短期スクールなど他にもフォローしたので、成果があったと思っています。

第7位:7+English(セブンプラス・イングリッシュ)

上記教材の大人バージョンという感じで、よく使うフレーズを丸ごと覚える教材です。

七田式の「自然に4回繰り返す400%学習」「1.5倍速、3倍速の英語音声でネイティブのスピードに慣れ、高速学習」が盛り込まれた教材になっています。

価格は18334円(税込みで198000円)です。

私もやっていました。(関連記事『セブンプラス・イングリッシュの体験談』)

しかし、正直に言いますと挫折しました今中断しています。

内容はとても良いのですが、テキストの見た目とか、毎日の勉強がちょっと単調なんですよね…。時間とやる気がないとダメかもしれません。
私は下の子がイヤイヤ期に入ったりして、毎日ちょっとお疲れ気味なもので…。

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子ども向けの方は楽しく最後までできたんですけどね。

まとめ

最後が挫折した教材の話でちょっと後味の悪い感じになってしまいましたが、七田式の教材は基本的にはどれも良いので、よかったら試してみてください。

七田の教材を買うなら、「7月」がおすすめです。社名にかけて、7月はお得なキャンペーンをやっています

上記のランキングに入っていない物でうちのお薦め教材は、お金プリントです。おもちゃのお金などを使いつつ、楽しくお金の計算が身に付きますよ。

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関連記事『4歳児に七田式のお金プリントをやらせてみた結果