4歳児に七田式のお金プリントをやらせてみた結果

七田式

七田式のお金プリントについて

うちの上の子は幼稚園の夏休みに、七田式の「おかねの国」というプリントに取り組んでいます。

「おかねの国」は、幼児がお金の概念を学ぶためのプリントで、対象年齢は3歳~です。うちの子は4歳3か月で取り組みました。

この教材はプリント単体でも買えますが、うちはおもちゃのお金とセットになった物を購入しました。

おもちゃのお金とセットで買った理由は、関連するおもちゃがある方が、楽しくプリントに取り組めるかなと思ったからです。実際、うちの子はおもちゃのお金を使う問題に一番楽しそうに取り組んでいました。

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このおもちゃのお金セットには、カードや財布(ポーチ)もついています。
ただしセットの中には、1円玉と5円玉は入っていません。

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これに限らずおもちゃのお金って、1円玉や5円玉はないことが多いですね。私が知っている中では唯一、アーテック おかねセットプレイブック 7396という商品には1円玉と5円玉がついているのですが、色が本物と全然違うタイプなんですよね。

なので、うちは、ないコインは手作りしました。

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※おもちゃのお金がない場合、本物のお金を使ってやっても大丈夫です。

「おかねの国」の内容の詳細

プリントは全部で37ページです。内容は、

P.1~13  コインやお札の種類(100円玉、1000円札など)について学ぶ

P.14~18 同じ金額のお金を対応させる(線で結ぶ、両替する)

P.19~21 いくつかあるお金のまとまりの中で、違う金額のものを探す

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P.22~29 コインの合計金額を出す

P.30~37 総合問題
・コインの合計金額を出し、それで買える物を探す
・買った物の代金から、使ったコインを考える
・お釣りを考える

七田式のお金プリント「おかねの国」の感想

・このプリントは白黒です。お金のイラストが多いので紙面はそれほど寂しくありませんが、もっとカラフルな方が良ければ同じ七田から出ているお金を学べる!3・4才おかね (七田式・知力ドリル)というものもあります。内容もかなり似ているようです。

・このプリントは3歳からできるとなっています。最初のコインやお札の種類について学ぶ問題は3歳児でも十分取り組めますが、途中からは3歳だとかなり厳しくなってくるかなと思います。

・このプリントでは2000円札もちゃんと他のお札と同等に扱われています。子どもに本物を見せてあげたいと思いましたが、うちには2000円札がなかったので、祖母にもらいました。

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・合計金額を出す問題は、「同じ位のお金を縦に積んだ形」でイラストになっています。プリントの中では「おかねそろばん」と呼ばれています。

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視覚的にとても分かりやすくていいと思います。

・お金の計算問題は、ほとんどコインのみの計算です。500円玉2枚=1000円札という問題はありますが、それ以外は全てコインしか出てきません。

・お釣りなど少し難しい問題も、「使った分のコインのイラストを塗りつぶすことで、お釣りを算出する」など幼児が取り組みやすいように工夫されています。

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・お金のおもちゃは首からかけられる財布もセットになっているのですが、この財布の首にかけるひもが幼児には長すぎます。うちは切って使っています。

お金の使い方疑似体験!「海の仲間たち おかね&ポーチセット」七田式 3歳から

プリントを終えた結果

このプリントは1ページやるのにそんなに時間がかからないので、うちの子は1日2~3枚取り組んで、2週間ちょっとで終えました。
プリントを終えたご褒美に首から下げるタイプの財布を買ってあげ、少し中にお金を入れてあげました。今はそれを持ってお出かけするのが一番の楽しみのようです。

このプリントに取り組んだことによるわが子の成長を下にまとめます。

プリントをやる前にできていたこと

・お金の種類が分かる(肖像画の人物についても教えています。
関連記事『3歳児にお札の肖像画の人物名を教えた話』)

・よく使うお金の組み合わせは覚えている(自動販売機の120円のジュースを買うのに、100円玉1枚と10円玉2枚が必要なことは分かる)
関連記事『子どもを算数好きにする方法 その2

プリントのおかげでできるようになったこと

・硬貨を使った少し複雑な支払いができるようになった。

例えば、100円ショップで108円の買い物をするのに、「100円玉1枚と5円玉1枚と1円玉3枚」を出すなどができるようになりました。

ただ、今できるのはぴったり出すことだけで、ぴったり出せない時は母親である私が助けています。

「ぴったり出せない時は多めに払うこと」「お釣りがいくらになるか」についてはこれから少しずつ教えて行こうと思います。

・2桁と3桁の金額を書けるようになった。
ただし、これはけっこう難しいようで、今でもちょくちょく間違えます。例えば、25円を205円と書いてしまったり、65円を650円と書いてしまう等のミスがあります。

まあ、幼児が金額を表記する機会なんてまずないので、これから入学までに身につけばいいやという感じで、ゆっくり教えたいと思います。